フリー音源サイトと、フリー音源の探し方
YouTubeの利用ユーザーは年々増えています。
2020年は日本トップのクリエイターがついにチャンネル登録者数で1000万人を超えました。
それだけ年々より多くの人がYouTubeを利用するということだと思われます。
またそれに伴いYouTubeの動画数も増えています。
動画を制作するのに必要なのがそれに合わせる音源ですね。
特に多くのクリエイターにとって著作権がかからないフリー音源は、頻繁に利用されることが多いのではないでしょうか。
今回はそんなフリー音源サイトについてお伝えしていきます。
それでは見ていきましょう。
1:フリー音源サイトを紹介
1-1: Epidemic Sound(エピデミック・サウンド)
Epidemic Soundは2009年にスウェーデンで創業した業務用音楽のライブラリー会社です。
一番の特徴は全曲完全ロイヤリティフリー(著作権管理団体に一切管理委託をしていない)ということです。
日本では著作権フリーとして一般的でしたが、当時の海外では珍しいものでした。
Epidemic Soundの特徴は、30,000以上のトラックと60,000以上のサウンドエフェクトを使用することができるということ。
利用者はダウンロードして使うだけなので取り込みも簡単です。
加工がしやすいという特徴も多くのクリエイターに受け入れられている理由でしょう。
利用に関しては有料ですが、30日間の無料期間もあるのでまずは試してみるというスタンスでも良いでしょう。
1-2: artlist(アートリスト)
artlistは、14,000曲以上を定額でダウンロードできるBGMなどのサウンドのサブスクリプションサービスです。
その音源のクオリティはとても高く、マイクロソフトやグーグル、トヨタなどのグローバル企業がプロモーション映像のBGMに使用しています。
そういったことからもライセンス管理がしっかりしているという信頼性の高さがうかがえますね。
artlistは有料のサービスで1日40曲までダウンロード可能です。
BGMとして利用する場合には十分な量なのではないでしょうか。
さらに毎日新しい音楽が追加されていくので常に新しいものに出会うことができます。
またBGMだけでなく、効果音のダウンロードも可能なのも嬉しいところ。
街や自然の音からSF映画のような効果音があります。
また、artlistのサブスクリプション契約では実際にその音源を使うあらゆる場面が想定されていることも特徴です。
ユーザーは楽曲の使用許諾を受けてYouTubeなどの動画はもちろん、プレゼンテーションなどでも音楽を使用できます。
1-3: evoke music(イヴォークミュージック)
evoke musicの最大の特徴はAIが音楽を製作しているということです。
ユーザーが音楽を検索するインターフェイスもすごく使いやすいことでも知られています。
ユーザーは知りたい音楽があった時、キーワードを入れるだけで手軽に音楽の検索をかけることができます。
プランは無料と有料があり、無料版ですとダウンロード制限があったり収益化をした時のマネタイズのルートが変わったりします。
AIが作っているということも影響しているのか、楽曲のイメージは完全にBGMとして使えるように選曲されています。
こちらの楽曲はうまい具合に無個性かつイメージづくりに徹したものになっています。
1-4: YouTubeオーディオライブラリー
YouTubeはもはや言うまでもなく、最もメジャーな動画投稿サイトです。
ところがここでは動画だけではなく、動画制作に必要な素材も公開しているのです。
YouTubeオーディオライブラリーは、名前の通りYouTubeが公開している無料のフリー音源集です。
ここから引っ張ってきた楽曲をBGMとして動画の中で使えば著作権や収益化などの際も問題がありませんね。
使い方はとてもシンプルで、YouTubeの中にライブラリー機能がついています。
また曲を「ジャンル別」や「気分別」に並べかえて表示することもできるので動画のイメージに合わせて並べ替えておくと使いやすいでしょう。
まさに動画を作成するために便利な機能がついていると言えますね。
これだけの音楽数と機能がフリーで手に入れられるので素晴らしいですね。
2:フリー音源の探し方
フリー音源の探し方ですがこちらはそれぞれのサイトにより異なります。
ただし、動画のBGMとして使う場合などはすぐに該当の音源にたどり着けるように並べ替えやキーワードなどで管理をする方が良いでしょう。
3:おわりに
今回は動画などで使うことの多いBGMを取得するために、フリー音源サイトの紹介と探し方をお伝えしました。
楽曲が、多いものからよく使われるフリー音源サイトまで様々に分かれていますよね。
ぜひイメージに近いBGMを見つけるためにこれらのサイトを使われてみてはいかがでしょうか。