ミセスになっても何かにチャレンジする姿は、とても魅力的です。

そんな女性たちを讃えるコンテストが、全国各地で行われるミセスコンテストです。
ミセスコンテストは部門ごとに異なる出場基準を設けています。
ミセスであれば年齢関係なく参加できるものから年代別に自分の魅力をアピールできるもの、世界大会にエントリーできるものまで様々です。
そこで本記事では、国内で行われているミセスコンテストの特徴から費用までを紹介しています。

気軽にエントリーできるコンテストもたくさんありますので、挑戦してみたいと考えている女性は一覧からチェックしてみてください。

ミセスコンテストのまとめを12選紹介

1.ミセスグローバルアース
ミセス・グローバル・アースは、結婚・出産したことのある女性が参加できるコンテストです。
未来の子ども達のために、地球環境の保護やお互いを認め合う考えを広める活動に積極的に取り組む女性リーダーを輩出することを目的としています。
美しさだけでなく、知性や品性、社会問題に対する積極的な意見を持っているかなどを基準にグランプリが選出されます。

2.ミセスユニバースジャパン
女性の美しさは外見だけで判断できるものではなく、社会に貢献し、人への思いやりや手を差し伸べる行動にあると変化しています。
ミセスユニバースジャパンは、新しい価値観から本物も美の基準を追求するようになりました。
女性の地位向上と共に、助け合う精神や恐れずにチャレンジする前向きな心を持った女性をリーダーとして選びます。
本当の意味で女性が自立した人生を歩んでいく社会になるための、ローモデルとして活躍できます。

3.ミセス 日本 グランプリ
ファッションの街「神戸」発祥のコンテストであり、エイジングやスタイリングの審査もあります。
また、自立した大人の女性としての表現力やスピーチ力などもチェックされます。
オーディションやレッスンは、東日本・西日本の2ヶ所で行われるので、他のコンテストよりも全国から参加しやすくなっているのが特徴です。
世界大会はありませんが、ファイナリストになればモデルや、ミセス日本の認定講師として活躍する道も開けます。

4.ミセス なでしこ
日本女性の理想像である「やまとなでしこ」をイメージしたミセスコンテストです。
「着物を好きな女性」をメインとしていますので、そこまでかしこまる必要はないでしょう。
着物を持参できる・着付けやヘアメイクも自分でできる人は、比較的リーズナブルに参加できます。
京都を中心にコンテストが開かれ、有料のコンテスト対策レッスンにも参加可能です。
着物が好きな人や、普段から着物で美の習い事をされているミセスはチャレンジにやりがいを見出すでしょう。

5.ミセス和装美人
着物が好きな人、着物に対して思い入れがある人におすすめのコンテストです。
主旨は「着物の魅力を伝えていく」ことになるので、着物を着る機会が減っている現代において、どのようにアピールしていくのかが問われます。
ただ着物が好きで着ているのではなく、日本の和の文化を後世に伝えていくための活動をするのか明確にしておくといいでしょう。
ファイナリストの中には、着付け教室や和装コンテスト講師として、着物の素晴らしさを伝える仕事で活躍している女性もいます。

6.ミセス インターナショナル＆ミズ ファビュラス
既婚女性のためのコンテスト「ミセス・インターナショナル」は世界規模のコンテストで、ファイナリストは世界大会に出場できます。
未婚・既婚に関わらず年齢別に参加できるのが「ミズ・ファビュラス」です。
年齢によって経験してきたことも違いますし、夢や考え方、チャレンジしたいこともそれぞれでしょう。
各年代を代表する女性を選出することで、「年齢のものさしを持たない」「節目に挑戦したい」「新しい世界にチャレンジしたい」女性を応援し、女性が平等に活躍できる社会を目指します。

7.ミセス ジャパン
25歳以上の婚姻歴のある女性であれば、シングルマザーもエントリーできます。
こちらもルッキズムに反して、外見の美しさだけで女性を判断するコンテストではありません。
どんな経験を得てどのように生きてきたのか、そして今後は、どのように自分を輝かせていきたいのかを表現する場所です。
各地方で選出された出場者は、日本大会を経て更に世界大会代表に選ばれます。
普通の生活を送る女性たちが、レッスンを通して成長し輝いていくためのステージの1つです。
人生をやり直したい、再チャレンジしたいなど、大きな夢を持った女性であれば、既婚、未婚問わずエントリーできます。

8.ミセス関西コレクション
国内最大級のファッションエンターテイメント「関西コレクション」は、毎年活躍したタレントや芸人なども参加するお祭りです。
これにコンテストを融合したのが、ミセス関西コレクションになります。
「ミセス」とありますが、25歳以上の健康な⼥性であれば結婚歴、出産歴は問わずにエントリー可能です。
婚姻歴、または出産歴のある20歳〜24歳の健康的な女性もエントリーができるので、応募自体は年齢幅は広くなっています。
最終的には「関西コレクション出場」が目的なので、モデルやタレントを目指している女性の応募が多いのが特徴です。

9.Mrs of the Year
日本生まれのミセスコンテストで、年齢やジェンダーにとらわれることなく「自分らしく生きていく」「チャレンジ精神を忘れない」女性を目指します。
日本の女性は、控えめで自分の容姿に自信がない人が多いことから「自分基準の美」を追求し、自信をどんどんつけていける女性になれるようにサポートしてくれます。
何かを始めたい、自分に自信を持ちたい女性が一歩を踏み出すためのイベントです。
年代別に部門が分かれているので、自分らしく行きたい・新しい人生の一歩を踏み出すチャンスになるでしょう。

10.Japan World Pageants
「Mrs. International Global」と「Transcontinental Pageants」に日本代表として出場する女性を選出するコンテストです。
誰かのための自分ではなく、1人の女性として輝く「私」を、磨き演出できる女性を選びます。
見た目の美しさだけでなく、目標に向かって頑張る姿や人間的に魅力的な女性になりたい人が選出されています。
日本大会でグランプリになった人は、ミセスインターナショナルグローバル世界大会への出場権の授与やセミナー講師のチャンスなどが与えられます。

11.YUNA HATTORI BEYOND THE WORLD
25歳から35歳の女性はマリーアントワネット部門、6歳から49歳の女性はクレオパトラ部門、50歳以上は小野小町部門に分かれ知性や品性を競い合うコンテストです。
婚姻歴のない25歳以上の女性は楊貴妃部門にエントリーができます。
見た目の美しさだけでなく、品性をもって世界で活躍できる女性を決めるとあり、ファイナリストになると表舞台で活躍できる様々なチャンスがあります。
また、事業などプレゼンを行うことで特別審査員からの資金援助を受けられるチャンスがあるなど自立した女性への第一歩を踏み出せるでしょう。

12.ミセス.ミズ.アースジャパン
多様化する世の中で、仕事や子育てを頑張っている女性を応援するコンテストです。
アメリカでは15年の歴史があり、日本大会の優勝者はアース世界大会に出場します。
他のコンテストとの大きな違いは、真剣に地球環境問題に取り組む女性を応援しチャンスを与えてくれる点です。
自然環境保護だけでなく、未来の子どもたちのために生活環境を整えることも含めて、挑戦したい活動のきっかけとして幅広い年代層を募集しています。

ミセスコンテストに参加する理由

見た目の美しさの基準は、住んでいる地域や人種によっても違いがあります。
ただ、共通しているのは「尊い精神」であったり「知性や品性から生れる」美しさです。
結婚したから。子どもがいるからではなく、1人の女性として無限の可能性をミセスコンテストで見つけられます。

非日常の体験ができるから

仕事に家事・育児と、365日女性が自分だけのために使える時間はほんの一握りです。
男性の育休取得なども話題になっていますが、ほとんどの家庭では家事や子育ては女性が中心となっています。
たまの休みも子どもが中心となりますし、自分だけの楽しみや趣味を持つ時間はなかなか持つことができません。
お子さんがいない女性やキャリアのある女性も、自分だけにスポットライトが当たるようなチャンスはなかなかないものでしょう。
コンテストでは誰もがヒロインになれるチャンスがあり、非日常の中に自分の身をおくことで、新たな発見をすることができます。

自分の魅力をアピールできるから

年齢を重ねることで「女性としての魅力がなくなってしまった」と思い込んでしまう人がとても多くいます。
見た目の美しさも魅力の1つではありますが、本当に人を魅了する人は所作や話し方、品格や知性などが全身から沸き立っています。
それは「自分は自分らしく生きている」自信から生れる魅力です。
コンテストに出場することで「私は私でしかない、唯一無二の存在なんだ」と胸を張ることができ、自分の魅力をアピールできます。　
準備してきたことを成果として活かせるから

コンテストの審査内容にもよりますが、人前に立つのであれば「最高の自分」でいたいはずです。
ボディメイクや肌のメンテナンス、食生活や習慣の改善で最高のパフォーマンスができる状態をキープすれば、チャンスがきたタイミングで参加できます。
今の自分では魅力を発揮できないのであれば、来年・再来年の自分がベストな状態であるように準備を始めましょう。
努力は絶対に自分を裏切りません。
やっただけの成果は、必ず何かの形で花開きます。

美の意識を高めたいから

女性はいつまでも美しくありたい気持ちでいます。
子育てに仕事に疲れていても、どこかで自分を諦めたくない・きれいな自分でいたいと思っているはずです。
コンテストでは、皆同じように「美しくありたい」「輝いていたい」と思っています。
他人から見られることで、自分の欠点に気付くようになるので改善点がわかりやすくなります。
同じ目標を持った仲間と切磋琢磨することで、自然と美意識が磨かれ、見た目だけでなく知識見識を深めていけるようになるでしょう。

ビジネスチャンスを掴みたいから

コンテストではドレスや着物、中には水着でステージをウォーキングし、スピーチで自分の魅力や個性をアピールします。
コンテストの協賛・協力する会社も審査に参加しているので、コンテスト参加者の中に企業が求める人材がいれば、ビジネスチャンスを掴める可能性があります。
自分の個性を理解し、コンテストで引き出せる女性は非常に有利なうえ、人となりの素晴らしい女性はコーチングの仕事にも向いています。
また、ドレスを美しく見せられるような人は、モデルのオファーも考えられるでしょう。

過去を変えたいから

コンテストは「美人大会」ではなく、個性を魅力として発信できる女性が選ばれています。
生きていれば辛いこともあったでしょうし、努力して今の自分を手にした人もいるはずです。
過去は変えられませんが、努力次第で人生最高の自分になることができます。
チャレンジすることは過去との決別であり、高みを目指すことは自分自身を変えるための儀式です。
自分が周りに勇気を与えることができる存在だと実感することで、過去を乗り越えより魅力的な女性になることでしょう。

ミセスコンテストに参加するメリット

「自分に自信を持ちたいから」で参加を決める人もいますが、出るからには何らかのメリットがないと張り合いがありません。
ミセスコンテストに出場すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

人前でも自信が持てる

普段は袖を通すことのないドレスを着こなすには、それに似合うプロポーションが必要になります。
また人前で、ドレスを着用し自分自身をアピールしなければいけませんから、自己プロデュースが大切です。
どんな自信がない人でも、人前で話す練習を繰り返すことで、「自分はこんなにできるんだ」という自信がついてきます。
その自信は、個人の魅力となり人前でも堂々とした姿で話したりアピールできるようになれば、将来的な仕事やスキルに活かせます。

理想の自分になって評価してもらえる

「こんな自分だったら人生も違ったものになったかも」と考える人は少なくありません。
堂々と意見が言えるような積極性が欲しい、モデルのように颯爽と街を歩きたいなど、「こうありたい自分」を皆さんは持っているはずです。
コンテストに参加することで、今までできなかった・やらなかったことにチャレンジする気持ちが芽生えれば、どんどん自分を理想に近づけられます。
その理想の自分を、コンテストでは堂々と評価してもらえます。

きれいになるための意識や習慣が変わる

普段からコスメやメイクに気を使っていても、どこか中途半端であったり「忙しい」理由を中途半端にしていませんでしたか？
きれいになるためには、外側からだけでなく生活習慣による内側からのケアも重要になります。
体に良いものを取り入れる習慣や、美しい姿勢や所作を維持する意識を常に持ってコンテストに臨むことで、終わった後でもそれを継続し健康で美しい身心をキープできます。

まとめ

コンテストに参加するのに特別な理由は必要ありません。
大切なのはチャレンジする精神で、最初から「自分が出ても無理だろう」と諦めるようでは、何をしても中途半端で終わってしまいます。
自分の人生は、他人の言葉に左右されるものではなく、自分自身で切り開いていくものです。
ミセスコンテストで、新しい人生の扉を開くチャンスをその手に掴み取りましょう。

ミセスコンテストでチャンスをつかみ取った菊地紀衣さんのTintRoom