イベンターとは違う?プロモーターの仕事
イベントを盛り上げる仕事に携わりたい!
そんな方におすすめなのが「プロモーター」と呼ばれるお仕事です。
プロモーターはイベントやコンサートなどのプロモーション活動(宣伝等)が主な業務内容となっています。
イベンターと似ていますが、何と違うのでしょうか?
そこで今回は具体的なプロモーターのお仕事内容やイベンターとの違いについてご紹介します。
■プロモーターの仕事内容は?
まずはプロモーターが普段どんな仕事をしているのか見てみましょう。
・企画やプロモーション活動がメイン
プロモーターはその名の通り、プロモーション活動が主な仕事内容となります。
コンサートやイベントなどの企画にも携わり、チケットのプロモーション(宣伝・販売促進)を行います。
チケットがどうしたら売れるか戦略を練り、雑誌や広告、情報誌、テレビCMなどを使って広報活動することも。
・当日までに必要な機材や人材の確保
プロモーション活動以外にも仕事はたくさんあります。
合間をぬって、会場の確保や必要な機材の手配などプロモーターが行うことも珍しくありません。
照明や大道具スタッフなどを決めるのもプロモーターの仕事です。
・当日の会場準備
プロモーターの仕事は当日になっても続きます。
会場の最終チェックや、イベントに使う販促品の状態や在庫のチェックも最後まで責任をもって行います。
開演中にもトラブルがないか常に最新の注意を払わねばなりません。
時間があればイベントを楽しむ…そんな余裕はなく、開演中でもあちこち走り回るのがプロモーターの仕事です。
■イベンターと何が違う?
プロモーターとイベンターは何が違うのでしょうか?
イベンターもプロモーターも医師や弁護士のように免許があるわけではないので、実際の所ハッキリとした線引きは難しいようです。
しかしあえていうなら、イベンターはイベントを成功するために準備や企画を行う人。
プロモーターは準備や企画の作業を行う人と、分けられることがあるそうです。
ただプロモーターの仕事でもご紹介したように、プロモーターが企画を行うこともあります。
反対にイベンターがプロモーション活動を行うこともあるので、イベント内容やそれぞれのスキルに応じて臨機応変に動くことが多いといえるでしょう。
■プロモーターに向いている人は?
今度はプロモーターに向いている人物像をご紹介します。
・一般常識がある人
プロモーターに限らずどこの職種でもいえることですが、一般常識のない人はプロモーターに向いていません。
プロモーターの世界は上下関係が厳しく、また業界人との関りもあるので、基本的な挨拶やビジネスマナーが伴っていない人には難しいでしょう。
・自主的に動ける人
プロモーターの仕事は幅広いです。
企画が決まったら、プロモーション活動をどうするか、必要な人材は足りているのか、足りなければどこで手配をするのか。
目の前の仕事を片付けながら次の仕事のことを考えて動く、このように自主的に動ける人がプロモーターに向いています。
・イベントが好きな人
サプライズが好きな人や、飲み会の幹事が好きな人。また季節ごとのイベントにワクワクするという人もプロモーターに向いています。
「人を喜ばせたい」という思いが根底にあるからです。
こういった方は企画やプロモーション活動にも積極的に案を出し、周囲へも働きかける力に長けています。
・コミュニケーション力が長けている人
プロモーターはあらゆる業界の人と関わりを持つことになります。
そのため人見知りをする人や、デスクワークが得意という方には厳しいかもしれません。
反対に社交的な人や、人の顔を覚えるのが得意といったように、人とのコミュニケーションに抵抗を感じない人の方がプロモーターに向いています。
■プロモーターになるには?
最後はプロモーターになるための方法をご紹介します。
・イベント企画や制作会社に就職する
一番いいのはイベント会社や制作会社に就職することです。
学生時代に何らかのイベントに携わったことがある場合は、その経験を先方にアピールしていきましょう。
またその経験から何を学んだのか、どういうビジョンを持ってどうなりたいのかを明確にしておくのもポイントです。
・若い場合はアルバイトから入るのも有り
プロモーターは正社員だけとは限りません。
責任ある仕事のため、正社員の募集が明らかに多いですが、求人が見つからない場合はアルバイトや契約社員も視野に入れてみましょう。
プロモーターの補佐として、実際のプロモーションの現場に立ち会える機会が多くなります。
実務未経験であってもアルバイトや契約社員なら、入社へのハードルも低いので経験を積みたい方におすすめです。
学生さんの場合は、運が良ければそのまま卒業後は就職…なんて道も拓けるかもしれません。
■まとめ
今回はプロモーターの仕事についてご紹介しました。
私たちがイベントやコンサートに参加して「楽しかった」と思えるのは、こういったプロモーターの努力があってこそ。
表舞台に出ることは少ないですが、縁の下の力持ちとしてなくてはならない存在です。
プロモーターの仕事に興味がある方は、今回の記事を参考にプロモーターの道を目指してみてはいかがでしょうか。
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