オーディションで披露する「特技」って何?
オーディションには、映画やテレビ出演のためのオーディション、劇団のオーディションなど、さまざまなタイプがあります。
そしてどのようなオーディションを受けるにせよ、オーディションには「コツ」があるのです。
特にオーディションで披露する「特技」では、しっかり下調べ・下準備をして臨むことがとても大切なのです!
良い結果を出すためには、オーディションで披露する「特技」をどのように工夫すればよいのか…。
ここでは、オーディションであなたが披露する特技について、一緒に考えてみましょう。
■オーディションの前の準備はかなり大切!
オーディションで特技を披露する前に、あなたが行うべきことは何でしょう?
そのオーディションを行う番組や監督さんがどのようなことを求めているのか、過去の番組や作品等から学ぶことです!
テレビ出演であれば、出演したい番組がいつからオンエアされているのか、どのテレビ局でどんな方が出演されているのかも、どのような配属になるのかも頭に入れておきましょう。
そのうえで、どんな特技をしたらオーディションで目に留まるかを考えていきます。
この特技が監督の求めるものであれば、ライバルと差をつけることができます!
また、オーディションでもらえる特技の時間はどのくらいなのかを考え、その時間内に終わらせられるよう練習することも大切なのです。
こういったことから、オーディションの前の準備はかなり大切なのですね!
■みんなはどんな特技を披露するの?
他のライバルたちは、どんなオーディションではどのような特技を披露するのでしょうか?
歌が上手な人であれば「歌」、ダンスが得意な人であれば「ダンス」、語学が得意な人であれば外国語を話すなど、自分の「これだけは得意だ!」というもので挑まれる方が多くいらっしゃいます。
とはいえ、皆さんと同じことをしても、そこで相当プロ級の技を披露しない限りはどんぐりの背比べになってしまうでしょう。
もし、語学が得意なのであれば、外国語でお気に入りの映画のワンシーンを演じるなど、特技に幅を持たせるのがお勧めです。
歌が得意であれば、ギターやピアノを弾きながらの弾き語りにする、ダンスであればヒップホップだけではなく、創作ダンスやモダンバレエも取り入れてみるなど、一癖つけることで、ぐっと印象深い「特技」になります。
■これといった特技がない場合
オーディションを受けようと思っているのに、これといった特技が思い浮かばないという方もいらっしゃるかもしれません。
例えば、「どこでも眠れる」のが特技の方が、「どこでも眠ることができるのが特技です。」といったところで、印象深い特技にはなりませんよね。
そこで、「私はどこでも眠れるのが特技です。学校の授業中も一番前の席の先生の目の前で寝てしまうこともありましたし、ニューヨークに旅行に行ったときに、地下鉄で居眠りしたこともあります。彼女/彼氏の家にお邪魔しているときに寝てしまい、驚かれたことも!」など、笑えるエピソード、面白いエピソードを織り交ぜて伝えるようにしたいですね。
部活でやっていたスポーツが特技なのであれば、柔道なら胴着を持参し、審査員の前で羽織って何かの技を見せるのもよいですね。
球技ならボールを持参し実演するなど、審査員の心に残る特技を披露しましょう。
万が一、部活にも入っていなかったし、これといった特技は1つもない…、という方は、オーディションまでに何か1つ見つけてみましょう。
物真似でもよいですし、動物の鳴き声のマネでもよいかもしれません。
人の役立つことがお好きなら、視覚障害者のガイドヘルパー(同行援護)などもお勧めですよ。
高齢者施設や障害者施設のボランティアに参加し、「趣味はボランティアです。障害者施設で支援などもしてきました」といったら、好印象ですよね。
何か人よりも印象に残ることをやってみましょう!
■終わりに
いかがでしたか?
オーディションでは、特技を披露しなくてはいけないこともよくあることです。
特技次第でオーディションの合否が決まってしまうことはなかなかありませんが、一つの重要なポイントになることは間違いありません。
とはいえ、モデルや女優のオーディションに行くのに顔がニキビだらけだったり、睡眠不足で深いクマができてしまっていては、特技がどんなに素晴らしくても合格は難しくなってしまいますし、歌手のオーディションの際にのどが嗄れてしまっていては、実力を出し切れずに落ちてしまうかもしれません。
オーディション前には、いつもの自分らしくいられるように睡眠をしっかりとり、オーディション前からお肌のコンディションや体調は整えるようにしましょう。
また、オーディションの前日などにヘアスタイルを変えるのもお勧めできません。
失敗しても、どうにもならなくなってしまいますからね!
体調を万全に整えたうえで、他の方よりも印象に残る特技が披露できればバッチリです!
これからオーディションを受ける予定の方は、ぜひ参考にされてみてくださいね。