独自の採点基準?ミス・アースは、ミス・ユニバースではありません
ミス・アースとは世界を代表するミスコンテストの一つ。
同じミスコンでもミス・ユニバースとは異なります。
一体何が違うのか気になりませんか?
そこで今回はミス・アースの特徴や採点基準などをご紹介します。
■ミス・アースとは?
まずはミス・アースについて基本的な知識を確認しておきましょう。
ミス・アースは2001年にフィリピンで第一回目が行われて以降、毎年開催されているミスコンの一つです。
大会主催者はキャロセル・プロダクションで、毎年11月に開催され注目を集めています。
近年ではミス・ユニバースやミス・ワールド、ミス・インターナショナルと肩を並べる規模と言われ、世界四大ミスコンテストと高い評価を得ています。
目的は、大会を通して地球環境問題に対する取り組みを促すこと。
参加国は2018年時点で90か国を超え、それぞれの国の代表者たちが地球環境問題について訴えます。
■大会の順位はどう決まる?
優勝者の「ミス・アース」を始め、第二位には「ミス・エア(空)」、第三位には「ミス・ウォーター(水)」、第四位には「ミス・ファイアー(火)」という称号が与えられるのがミス・アースの特徴です。
二位から四位には地球が持つ自然のエネルギー「空・水・火」にちなんだ賞が与えられます。
■日本の受賞歴はある?
2018年開催までのミス・アースには日本の受賞者は残念ながらまだいません。
最高でも2010年に総合トップ7入りした岸良真利奈さんが最高順位であると考えられます。
岸良さんはこの年にナショナルコスチューム優勝という賞を受賞しています。
■ミス・ユニバースや他のミスコンとの違いは?
ミス・ユニバースとは、世界を代表するミスコンの一つ。
先ほどご紹介した世界四大ミスコンの中でも、もっとも規模が大きく注目度も段違いです。
コンテストの主催者はアメリカのトランプ財団とNBCユニバーサルが共同出資され、毎年未婚女性を対象に行われています。
一方でミス・インターナショナルは「美」を競う以外にも、女性の国際社会の貢献度をアピールするコンテストであり、各国の交流を目的としているのが特徴です。
またミス・ワールドは四大ミスコンの中でも歴史が深いのが特徴で、ミス・ワールド機構は貧困支援や慈善活動を積極的に行っています。
このように他のミスコンと比べると主催者や目的などはそれぞれ異なります。
ただ全てにおいて共通しているのは「美」をテーマとしていることであり、それに伴った知性や品性なども採点基準に含まれていることです。
■ミス・アースの採点基準は?
地球環境問題に対する意識が強いことは言うまでもありません。
またミス・アースというくらいですから「美」も同じくらい重要な採点基準となってきます。
もちろん外見が美しいだけではなく、知性や感性・人間性・誠実さ・自信などの内面も審査されます。
年間を通して様々なボランティア活動への参加が必須のため、語学に長けていることも基準となるでしょう。
そして何よりも、地球環境問題に積極的に取り組んでいきたいという「オピニオンリーダー」としての素質があるかどうかが重要です。
世界各国という「国際舞台」で活躍できる女性こそが「ミス・アース」の称号を手にすることができます。
■ミス・アースに参加するには?
ミス・アースに参加したい女性が誰でも参加できるかと言われれば、実はそうではないのです。
ミス・アースに参加するにはいくつかの条件が必要となってきます。
「ミス」と付くくらいですので未婚で出産経験がないこと。
選考会場へ自費でオーディションに参加できること。
本名で参加できること、身長165cm以上であること。
さらに年齢は12月末時点で18歳以上28歳以下という、年齢に対する基準も設けられています。
■2019年のミス・アースはどうなる?日本代表は?
気になるのが最新のミス・アースがどうなるかですよね。
2019年7月時点では、「ファイナリスト」の発表会が先日都内で行われました。
全国の応募者数3000人から34人まで絞られ、ここからミス・アースの日本代表が決まります。
京都代表の女性は「仏教と環境問題を絡めて世界を変えていきたい」と笑顔でアピール。
北海道代表の女性は最年少18歳の出場となり「北海道胆振東部地震を経験し、自分に何かできることがあるのではと思った」と真剣な思いを吐露しています。
各地の代表者一覧を見ますと、モデルや会社員を始め、保育士や看護師に大学生やフリーターといった肩書があります。
先ほどもご紹介したように、ミス・アースでは日本人の優勝者はまだ出ていません。
今回の参加者から地球環境問題を背負って立つ「ミス・アース」が現れるのか期待が集まります。
■まとめ
今回はミス・アースについて基本情報やミス・ユニバースとの違いなどをご紹介しました。
ミス・ユニバースは知っているけどミス・アースは知らなかったという方も意外と少なくないでしょう。
記事を参考にミス・アースや地球環境問題について改めて考えてみるのもいい機会かもしれません。
今年度のミス・アースは誰になるのか、あなた自身の目で予想を立ててみてはいかがでしょうか。
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