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イベントにおけるソーシャルディスタンスの海外諸国の実施例について

イベントにおけるソーシャルディスタンスの海外諸国の実施例について

イベントにおけるソーシャルディスタンスの海外諸国の実施例について

新型コロナウイルスの感染予防策として、各国でソーシャルディスタンスが実施されています。
国によっては州や自治体ごとにソーシャルディスタンスの異なっていることもありますが、それぞれの政策により新型コロナウイルスの感染拡大防止に役立っています。

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今回は海外諸国と日本の日常生活やイベントなどでのソーシャルディスタンス実施例について紹介します。

1:「3密」と「ソーシャルディスタンス」について

コロナウイルス感染症の予防として「3密」と「ソーシャルディスタンス」の定義を紹介します。

1-1:「3密」の定義
日本では新型コロナウイルスの感染事例から、ウイルス感染の原因として「3密」の状況を見出しました。
また日本の政策である「感染拡大を予防する新しい生活様式」でも「3密」を避けるよう提示しています。
ここでは「3密」の定義を紹介します。

1-1-1:密閉
「密閉」とは空間を締め切った状態のことをいい、部屋に窓がなかったり、窓がないため換気が十分にできなかったりする場所を指します。
映画館や図書館、そして会社の会議室などがこれに該当します。
「密閉」を避けるには、窓を開けて換気や空調を使い強制的に換気をする必要があります。

1-1-2:密集
「密集」とは同じ場所に人が集まり人と人の距離が近い状態のことを指します。
電車や学校、そして喫茶店やレストランなどが該当します。
「密集」を避けるには、人と人との距離を十分にとるソーシャルディスタンスが有効です。

1-1-3:密接
「密接」とは人と人との距離が近い状態で会話や食事、そして運動などをすることを指します。
「密接」を避けるには、人と人との距離を十分に保ち、さらにマスクを着用する必要があります。

1-2:ソーシャルディスタンスとは
「ソーシャルディスタンスとは、日本語で社会的距離を意味します。新型コロナウイルスは感染していても無症状のことがあり、無症状感染者他の人と接触し自らがクラスターとなる可能性があります。そこでウイルス感染拡大予防のため、「ソーシャルディスタンス」を実施する動きが出てきました。

2:海外諸国でのソーシャルディスタンスの取り組み例

海外ではどのようなソーシャルディスタンスの取り組み例があるのかをここでは紹介します。

2-1:日本のソーシャルディスタンスの取り組み
コロナウイルスの感染の原因の一つに飛沫感染があります。
せきによる飛沫感染の距離は約2mといわれており、厚生労働省では相手との保つ距離を約2m、最低でも1m必要としています。
政府ではソーシャルディスタンスに加え、マスクや消毒液の確保も支援しています。

2-2:アメリカのソーシャルディスタンスの取り組み
アメリカでは世界最多のコロナウイルス感染者数と死亡者を出しています。
アメリカのソーシャルディスタンスは約1.8mとなっています。
アメリカの主要文化であるスポーツイベントは中止や中断となっており再開の目途も立っていません。
特に感染の多い州や自治体では外出や集会の禁止を実施しており、特に感染の重篤化の恐れのある65歳以上の高齢者には外出しないよう勧告されています。
また規制の強い州では、レストランはテイクアウトか配達のみ、映画館やスポーツジムは閉鎖を命じられました。

2-3:イギリスのソーシャルディスタンスの取り組み
イギリスのソーシャルディスタンスは約2mです。
イギリスでは、3月に緊急事態宣言が発令されたものの、8月に新型コロナウイルスの感染者が広がり、9月に感染第2波が訪れ高齢者ばかりでなく若者にも感染が広がっています。
このまま感染者数が増加すれば、2度目のロックダウンを行う可能性もあると議論されています。
ただし新型コロナウイルスの拡大した初期に比べると治療や治験が進んだため、死亡者は減少傾向です。

2-4:ドイツのソーシャルディスタンスの取り組み
ドイツのソーシャルディスタンスは約1.5mです。
ドイツでは食料品店、銀行、ガソリンスタンドなどは開店の規制とならないものの、映画館、スポーツ施設、動物園などは閉鎖されています。
さらに地域の集会所、スポーツ施設などでの会合も当面禁止です。
ドイツの感染者数はヨーロッパでは感染率は低いものの、これからの気温の低下ととともに増加する見込みとなり、今より厳しいソーシャルディスタンスが必要になるとの指摘がでています。

2-5:韓国のソーシャルディスタンスの取り組み
韓国のソーシャルディスタンスの距離は約2mです。
韓国ではソーシャルディスタンスを第2段階に引き上げており、屋内は50人以上、屋外は100人以上が集まる行事は禁止されています。
スポーツでは野球とサッカーが無観客試合です。
韓国で感染者が拡大した場合は、第3段階に引き上げられ、その場合は10人以上集まる行事は禁止されます。

3:まとめ

新型コロナウイルスの感染の流行は収束の見込みがたたず、今後は断続的に人間の行動を抑制する必要があるという見方がでてきています。
ウイルス感染を拡大させないために、世界各国でソーシャルディスタンスの強制は当面つづく見込みです。

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