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SNS化するゲーム〜フォートナイト・どうぶつのもり・マインクラフト〜

SNS化するゲーム〜フォートナイト・どうぶつのもり・マインクラフト〜

SNS化するゲーム〜フォートナイト・どうぶつのもり・マインクラフト~

あつまれ動物の森やマインクラフト、フォートナイト等、ソーシャルゲームがSNS化していることが話題となっています。
もともとソーシャルゲームはSNSをプラットフォームにしたゲームとして楽しまれてきましたが、SNSの規制が強い中国ではソーシャルゲームをSNSのプラットフォームとして利用する人達が増えています。
そのため中国ではSNSとして利用されているソーシャルゲームを問題視し販売禁止にする動きが出ています。

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今回はソーシャルゲームとは一体どんなものなのか、また有名なソーシャルゲーム、そして中国で問題となったソーシャルゲームなどについてお伝えします。

1:ソーシャルゲームとは

ソーシャルゲームとは、SNSのアカウントを利用して楽しむオンラインゲームのことです。
ガラケー向けのオンラインゲームがソーシャルゲームの走りとなっています。
ゲームソフトが不要で、会員制のウェブサービス上で利用されていたウェブアプリやブラウザゲームがソーシャルゲームの原型とされています。
ここではソーシャルゲームとして人気の高い、あつまれ動物の森やマインクラフト、フォートナイトなどについてご紹介します。

1-1:あつまれ動物の森
動物の森シリーズは任天堂が販売しているゲームのシリーズです。
2001年の開発当初はRPGでありコミュニケーションを利用したゲームではありませんでした。
数々の変遷を経て2020年3月には「あつまれどうぶつの森」が発売され世界的な大ヒットになりました。
最新作の「あつまれどうぶつの森」では、無人島が舞台となり主人公のたぬきちが2匹の動物と生活を始める設定となっています。

1-2:マインクラフト
マインクラフトは2009年にスウェーデンのMojangが開発した、当初はPC版のゲームでした。
現在は世界中に普及している人気のゲームです。
ブロックでできた世界で家を建てたり冒険したりと、モノづくりや冒険、そしてマルチプレイを楽しむのが特徴です。
見た目はシンプルですが、10年以上も進化を続けておりゲーム性も兼ね備えています。

1-3:フォートナイト
フォートナイトは欧米で人気のあるゲームで、アメリカのEpicGamesより2017年の7月25日より配信されたゲームです。
全世界で2憶人以上のプレイヤーが登録しており北米やヨーロッパでは社会現象にもなるほどの人気ぶりです。
フォートナイトはバトルロイヤルゲームのジャンルに属し、多人数でプレイし最後の一人もしくは最後のヒトチームが残ることが目標とされるサバイバルゲームです。
最大で100人のプレイヤーが島に降り最後の一人になったら勝利となります。

2:中国であつもりが問題視されたこと

中国では「あつもり」の最新ソフトが削除されました。
これは香港の民主活動家がコロナウイルスの状況のもと、「あつもり」を抗議活動の場として利用したことが原因と考えられます。
「あつもり」はSNSのプラットフォームとしても利用できるため、香港の抗議活動用にカスタマイズしていたからと考えられます。

2-1:中国の規制の流れ
中国にはインターネット規制があるため、インターネットの一部の利用が制限されています。
2017年6月にはインターネット安全法が施行されたため、国の安全を害する行為を行うことは禁じられています。
さらに2018年3月にはミニブログ情報サービス管理規定が施行されたため、SNSの運営会社は国に対し保有する情報を提出しなければならなくなりました。

2-2:あつもりが中国のECサイトで削除
あつもりが香港の抗議活動のプラットフォームとして利用されたため中国のECサイトから削除されました。
これは香港の活動家が抗議活動の場としてあつもりに島を作ってSNSに投稿したためです。
あつもりの島ではあつもりのカスタマイズ機能により、活動スローガンを掲げたり中国の指導者に抗議をしたりしていました。
そのため中国の検閲によりECサイトから削除される結果となりました。

2-3:マインクラフト
マインクラフトではジャーナリストらで構成されている国境なき記者団が、ゲーム内に図書館を開設しました。
この図書館には政府の検閲で規制の入った報道が保管されています。
対象となった国は、エジプト、メキシコ、ロシア、サウジアラビア、ベトナムなどがあります。
情報へのアクセスに規制がかかる国でも自由にアクセスできることが特徴です。

2-4:フォートナイト
フォートナイトの開発企業であるアメリカのEpicGames社には中国のテンセント社が多額の出資をしています。
また中華圏では、アジア圏で最大のメッセンジャーアプリであるWeChatが商用利用されています。
WeChatを利用する中華圏からのアメリカ移住者も多いのですが、アメリカ政府は中国政府の検閲に圧力を加える方針を示しており、この圧力により中華圏移住者はそれぞれの連絡に苦心すると考えられています。

3:まとめ

今回ご紹介しました、どうぶつのもりやマインクラフト、フォートナイトなどは多人数によりオンラインのプラットフォームで楽しむゲームです。
しかし、それらのソーシャルゲームはSNS化が進んだため、政府による検閲や規制も加わるようになりました。
特に香港の活動家があつもりを抗議のプラットフォームとして利用したことに対し、中国政府が規制を加えたことに世界の関心が集まっています。

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