U15のための防災カレッジについて
皆さん、U15のための防災カレッジはご存じですか?
大阪で行われているプロジェクトなのですが、大阪は2018年に起こった大阪府北部地震が記憶に新しいですよね。
また、1995年に発生した阪神淡路大震災もありました。
このような震災を経験した大阪だからこそ、大阪・関西万博2025の開催に向けて、第1回グローバルユース防災サミットの第一歩としてU15のための防災カレッジというプロジェクトを始めました。
今回はU15のための防災カレッジについてとチームU15防災、防災において大切なことを紹介していきます。
1:チームU15防災とは
U15のための防災ガレッジとは、これから大人になる子供たちが地震、台風、感染症などの災害に対応していくための知識を教える学校です。
参加方法は様々で、会場参加やZoomでのライブ配信、動画学習などそれぞれのライフスタイルに合わせて参加できます。
チケットを購入すれば、どなたでも参加できます。
内容は、災害時に役立つ知識、災害時の行動の注意点などを分かりやすく説明してもらえます。
2:災害に備えて
災害はいつ起こるかわかりません。
日本は地震大国ですし、台風や感染症もあります。
普段からできる対策や知識を身に付け自分の身は自分で守れるようにすることで災害時に対応できる可能性が高くなります。
いくつか日頃から準備しておくと良い対策を紹介するので参考にしてみてください。
2-1:食料・飲料の備蓄
災害時は、ライフラインが止まることもあるので、保存のきく食料・飲料を人数分×最低3日分用意しておきましょう。
大きな災害には1週間分を用意するのが望ましいので最低3日ですが1週間分用意しておく方が良いです。
ホームセンターなどで保存のきく食料や5年など長期保存できる水などは売っているので備えておきましょう。
また、長期と言っても保存期間があるので定期的に確認して買い替えることも大切です。
2-2:持ち出しの出来る防災バッグの確保
販売されている防災バッグには簡易トイレやスリッパ、携帯ラジオや救急用品など災害時に必要となってくるものが入っています。
その中に、貴重品も入れていくといざという時に助かります。
また、地震保険や生命保険などの保険の証明書を原本やコピーを入れておきましょう。
2-3:家具の固定
冷蔵庫、食器棚、テレビなど大きい家具は倒れてこないように固定をしていきましょう。
ホームセンターなどで、テレビには転倒防止のジェルマットを使用し、食器棚や冷蔵庫は伸縮棒などで固定をすること、また寝室にはあまり家具を置かないなどのポイントを押さえておきましょう。
災害時には窓などのガラスの破片が床に散らばり踏んで怪我をしない為にも家族全員、日頃からスリッパを履くようにしましょう。
2-4: 家族間での安否確認方法
災害が起きた際は、携帯などもつながらないにくくなります。
その時の連絡方法を日頃から家族と話し合いをしておくことは重要です。
171の利用方法や、災害用伝言ダイヤルの利用方法を確認して情報を共有しましょう。
また、被災地に友人などがいて安否確認をしたい他県の方もLINEなどは少しの間は我慢しましょう。
被災地の方たち同士の連絡ができにくくなります。
2-5:避難場所や経路の確認
自分の住む地域の避難場所や避難経路は知っていますか?
災害時に迷わない為にも普段からハザードマップなどを利用して確認しておきましょう。
また、家族とも情報を共有しましょう。
ハザードマップは自治体の公式HPなどで手軽に確認できます。
しかし、災害時はネットや携帯がつながりにくくなるので普段から頭に入れておきましょう。
3:災害時の行動の注意
身近な災害の火事、地震の災害時の行動の仕方、注意点を紹介します。
お子様にも日頃から教えておくことで災害時に役立つのでぜひ情報を共有してください。
3-1:火災の場合
火災の場合は、とにかく家の中へ戻らないこと、持ち物や服装を気にせずに早く外に出ることが重要です。
非難する際は口や鼻をタオルやハンカチで煙を吸わないようにし、低空姿勢で外に出ましょう。
マンションやアパート、施設に居る際の火災ではエレベーターは絶対に使わないようにしてください。
3-2:地震の場合
倒れてくる家具などから体や頭を守る為、頑丈な机の下などに隠れ揺れが収まるまで待機しましょう。
余裕があれば出口の確保もすると良いですが、身の安全を第一に行動してください。
4:まとめ
今回はU15のための防災カレッジについてと日頃からできる災害時の対策、行動について紹介しました。
U15のための防災カレッジは子供たちが地震、台風、感染症などの災害に対応していくための知識を身に付けることができる学校です。
防災の知識の有無で防災時には命に関わります。
その為にも、大人がしっかりとした正確な知識を子供たちに教える必要があるのでぜひ参加してみてください。
また、日頃から災害時の対策や情報を共有することも重要です。
やらなきゃと思っても実行に移していない方はすぐに対策をしましょう。
家族や自分自身の命を守るためにも日頃からの防災の意識が大切になってくるのです。
今回は火災、地震の避難方法を紹介しましたが、最近多い、洪水などの避難方法も確認しておきましょう。