【2021年度版】パナソニック汐留美術館のイベント・常設情報
パナソニック汐留美術館は、2003年にパナソニック汐留ビル4階に開館しました。
交通アクセスが良く、コンパクトにまとめられた内容の展覧会を常設しており、気軽に芸術を楽しみたい方々に人気のスポットです。
美術館と聞くと、それだけで「無理!」と思ってしまう人は多いかもしれません。
でも、意外と足を踏み入れてみたら、自分の趣味とピッタリの展示に出会えるかもしれませんよ!
そんな訳で今回は、パナソニック汐留美術館のイベントや常設情報をご紹介します。
1:パナソニック汐留美術館の展示
まずは、いつパナソニック博物館へ出向いても楽しめる展示についてご紹介します。
1-1:ルオー・ギャラリー
パナソニック美術館の中央には『ルオー・ギャラリー』が常設されています。
収蔵されているジョルジュ・ルオーの絵画・版画作品約240点から代表作を、常時テーマ展示しています。
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19世紀~20世紀にかけて活躍したフランスの画家で、ちょっとグロテスクな色使いと、荒々しいタッチが特徴。
イエスキリストの絵を得意としており『20世紀最大の宗教画家』と呼ばれています。
そんなルオーの作品を、パナソニック美術館では常時楽しむことができます。
併設されている売店では、ルオーのグッズを買うこともできますよ!
2:パナソニック美術館のイベント情報
次に、パナソニック美術館で開催されるイベント・展示会についてご紹介します。
館内で最も広いスペースの『企画展示室』で、年に4回の展示会が開催されます。
過去には
『令和時代の超工芸』
『アールヌーヴォーのガラス』
『フランス人建築家が驚くニッポンの住宅デザイン』
『マイセン動物園』など、
芸術性の高いものから、気軽に楽しめるものまで様々なジャンルの展示会が開催されますので、お好みに合わせて美術館へ出向き、楽しんでみてはいかがでしょうか。
2-1:クールベと海 展-フランス近代 自然へのまなざし(2021年4月10日(土)~6月13日(日)
19世紀のフランスを代表するレアリスムの巨匠ギュスターヴ・クールベの絵画を楽しめます。
クールベは、風景画家として高い評価を受けており、特に海の描写は迫力満点!
彼の力強いタッチで描かれる海をぜひ楽しんでください!
2-2:サーリネンとフィンランドの美しい建築展(2021年7月3日(土)~9月20日(月・祝)
エリエル・サーリネンは、フィンランドの建築家です。
彼のデビュー作は、なんと1900年のパリ万博フィンランド館の設計でした。
設計メンバーの1人となり、見事な建築物を披露、一躍脚光を浴びました。
その後フィンランドで活躍を続け、1923年に渡米するまでの期間にスポットをあて、図面や写真、家具のデザインといった作品資料が展示されます。
自然と調和し、それでいて革新を求めた彼の想いが展示されます。
決して日本には無い、北欧ならではの芸術センスを感じることができますよ!
2-3:未来へつなぐ陶芸-伝統工芸のチカラ展(2022年1月15日(土)~3月21日(月・祝)
日本工芸陶芸部会が2022年に50周年を迎えることを記念して、伝統工芸の展覧会が開催されます。
彼らの半世紀に及ぶ歴史を振り返り、日本の伝統たる陶芸を、どのように生み出し、進化させ、表現させてきたか?
いわゆる人間国宝の作品から若手作家の作品まで『やきもの』という日本の美を感じてください。
いつも何気なく使っている陶器と、作家が魂を込めて作り上げた芸術品との違いを楽しめるかもしれませんね!
3:まとめ
今回は汐留にあるパナソニック美術館をご紹介しました。
美術館と聞くと、敷居が高いように感じるかもしれません。
ですが実際は、分かりやすく楽しみやすいイベントも多く開催されています。
公式HPに過去のイベント記録や、今後のイベント開催予定が記載されていますのでチェックしてみてください。
たまには騒がしい日常から離れ、美術館で芸術の歴史や、当時のアーティスト達の想いを感じることも、きっと素晴らしい癒しの時間になるでしょう。
そしてその後は、現代のアーティスト達に目を向けてはいかがでしょうか。
様々な『芸術』の表現方法がある現代、「自分の想いや気持ちを歌やダンスで表現したい!」と願い活動するアーティストは大勢います。
もし、何かのイベントや企画で、そんなアーティストが必要だと思った時は『Tint Room』を覗いてみてください。
https://tintroom.jp/
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