ここ数年で随分と浸透してきた「ヘナタトゥー」という言葉。
ヘナは白髪染めでは有名ですよね!
ヘナタトゥーは日本ではまだまだ馴染みは少なく、聞いたことあるけど実際どんなものか分からない、興味はあるけどやったことはない。という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ヘナタトゥーは2週間ほどで自然と消えてくるので気軽に楽しめるボディアートです。
今日は皆様の疑問にお答えし、不安でやったことがないという方にも気軽に体験してもらえるようにご説明させていただきます。
1.ヘナとは?
ヘナとはミソハギ科の植物の名前です。
この植物を粉末にし、水分を入れペースト状にしたものがヘナタトゥーのもととなります。
ところによっては、ここにコーヒーを混ぜたりすることもあるようですが、基本的に自然由来のものが使われています。
インドのヒンディー語では「メヘンディ」と呼ばれ、”ヘナで肌を染める”という意味があります。
その為、ヘナで模様を描く人のことを「メヘンディアーティスト」と呼びます。
・本場インドでのヘナタトゥーの意味合い
ヘナタトゥーはアジア、中近東、アフリカと多くの国で女性のおしゃれとして親しまれています。
本場のインドでは、魔除けやお守りのような意味をもち、健康祈願や結婚式の門出を祝う装飾としてタトゥーを施すとされています。
結婚式で施されるタトゥーには、その夫婦の円満を祈願して、家族や友人がデザインを描く文化もあるようです。
最近日本では妊娠中のお腹にイラストを描く、ベリーペイントも流行っていますが、ヘナを使ってベリーペイントをすることもできます!
ヘナタトゥーは安心に楽しめるおしゃれです
ヘナタトゥーと聞くと入れ墨のような”タトゥー”をイメージしてしまいがちですが、
入れ墨のように皮膚の中にインクを入れデザインを描くタトゥーとは全く異なり、着色成分のある天然由来のタトゥーペーストを肌の上に乗せ、肌に着色させていきます。
色はオレンジや赤っぽい茶色になります。
肌に着色させて、本当に消えるの?
ヘナタトゥーが消えずにずっと残っちゃたらという不安でなかなか挑戦できないという声も少なくないですが、ヘナタトゥーは皮膚の角質の一番上の部分に着色させるので、お肌の新陳代謝によって少しずつ色が消えていきます。
もし1か月以上保つと謳っている場合は、化学物質などが混ぜられている場合もありますので、ご注意ください。
どんな人でもできるの?
ヘナは天然由来のものを使っており、基本的に体に害はないと言われていますが、
果物アレルギー、花粉症の人がいるように、人によって痒みや肌荒れが起こる場合もございます。
ヘナタトゥーを行う場合はパッチテストをし、お肌に異常がみられたらすぐにふき取り洗い流し、医療機関に診てもらうことをお勧めします。
ヘナタトゥーはどこでできるの?
ヘナタトゥーは自分でも描くことができます。
今ではネット通販やアジアン雑貨屋さんでも手に入ります。
しかし写真で見るような細かいデザインを自分でやるのは難しいという方の為にTitRoomクリエイターを紹介します。
メヘンディアーティスト 佐地綾乃
岡山県を拠点としていますが、ヘナタトゥーの依頼やワークショップ開催のご相談等お気軽にお問合せください!