リモート状態で司会業務はできるのか?リモート司会の方法について
新型コロナウイルスの影響により、多くのイベントが中止となり、対面を避けるためさまざまな場面でオンラインが活用されています。
イベントには、司会者が存在しますが、イベント中止とともに司会業の需要が減っているとの声も。
そこで、今回はリモート状態で司会業務が可能かどうかについて解説していきます。
併せてリモート司会をする際の注意点などもご紹介。新しい司会業務の姿についてまとめています。
リモート状態で司会業は可能か
リモート状態での司会業は、まだあまり普及しておらず活用できている状況ではないようです。
しかし、パソコンや周辺機器、ネット回線などの環境が整えば可能と言えるでしょう。
特に最近話題を集めている「オンライン結婚式」では、リモート司会が大変重要な役割を果たします。
慣れない状況に戸惑う参加者や新郎新婦の心を和ませ、滞りなく式を進めるためには欠かせない存在です。
これからオンラインイベントがさらに普及するとともに、リモート司会も需要が高まると予想されています。
リモート司会で必要な準備について
ここでは、リモート司会をするためにすべき準備についてご紹介していきます。
ネット環境
リモート司会をおこなう場合、まず準備すべきものがネット回線です。
インターネットを使用するため、司会者と参加者の双方がネット環境を使える状況にいなくてはなりません。
ネット環境は、有線・無線がありますが安定した通信を保つためには、Wi-Fiよりも有線LANの方が最適。
特に司会者側のネット回線が不安定だと、途中で画像がストップしたり乱れたりする原因になります。
また良くあるトラブルとして、映像の遅延です。
声と映像に遅延が発生すると、ちぐはぐな印象を与えてしまい、参加者の人に大きなストレスを与えてしまう可能性があります。
そのため、司会をする人は、ネット回線をしっかり準備しましょう。
パソコン
画像を映し出す端末の準備もしっかりとおこないましょう。
パソコンには、さまざまなOSやスペックがありますが、なるべく高スペックの製品がおすすめ。
特に高画質なカメラを搭載している製品であれば、きれいな画像を配信することができます。
同様に参加者にもパソコンが必要となるため、事前にパソコンを所有しているかどうか確認するこが大切です。
イベント会場で司会者を映し出すパソコンは、スクリーンに投影できるものや画面が大きいものがベスト。
イベント会場がある程度広い場合、高音質な音声を配信できるように専用のスピーカーを準備すると良いでしょう。
ヘッドセット
司会者側は、ヘッドセットを準備するようにしましょう。
クリアな音声をスムーズに伝えるためには、パソコンに内蔵されているマイクを使用するより専用のヘッドセットの使用がおすすめ。
特にノイズキャンセリング機能が搭載されたヘッドセットであれば、ノイズが入らず高音質で動画を配信できます。
ヘッドセットのスペックは、音質に大きな影響を与えるため、なるべく高スペックのものを選ぶとよいでしょう。
ツール
端末やネット回線の整備が整ったら、ビデオ通話が可能なツールをインストールし、使用できるように準備しておく必要があります。
ツールによっては、事前にアカウント登録を済ませログインしなくてはいけないケースも。
事前に参加者へどのツールを使用し、どのような準備が必要なのか周知することが重要です。
ツールを使いなれていない人は、操作するのが難しいケースも多いため、なるべく早くツールの案内をするとよいでしょう。
セキュリティ面の管理
参加者に制限を設けたりイベントの様子が外部へ漏れないようにするためには、セキュリティ面の管理も重要です。
参加者を制限したい場合、該当するイベントへの入場にパスワードをかける方法があります。
また、フリーWi-Fiの場合、セキュリティが低く情報漏洩の危険性も高いです。
セキュリティソフトを入れたり専用のネット回線を使用したりするなど、セキュリティ面での対策が必要でしょう。
まとめ
まだあまり実施されていないリモートでの司会業ですが、感染症拡大を防ぐためにオンラインイベントが盛んになれば需要が高まるでしょう。
そのためにも、現在司会業に携わっている人は、リモート司会がおこなえるように少しづつ準備していくことをおすすめします。
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