vimeoのメリットは?他の電子チケット販売サービスとどう違う
動画を配信するアプリと言えば多くの方がYouTubeと答えるでしょう。
それでは動画も配信できて、かつそれをマネタイズしやすいものと言えば何でしょうか。
今回はそんな動画作成、配信、そして収益化をワンストップで実現することができるvimeoについて書いていきます。
昨今たくさんの電子チケット販売サービスがローンチしていますが、それらと比べてどのようなメリットがあるのでしょうか。
今回はその辺りをメインにお伝えしていきます。
1:vimeoの特徴
vimeoはアメリカのニューヨークに本社を置く動画配信サービスを行う会社です。
同名のサービスを2004年11月にスタートしました。
ユーザー層としては投稿者は同じ動画配信サイトであるYouTubeのような一般ユーザーというよりは、企業やクリエイター、そして教育関係などビジネスで発信を行う人が多いことが特徴です。
またプロ向けの仕様になっていることから、vimeoは利用規約が厳しく設定されています。
具体的には他の商業作品の転載や、ポルノ映像の配信、自身の作品以外の作品の投稿を一切認めていません。
規約に違反しているとされた場合は、即座にアカウントが停止されるなど厳しい処置が下されます。
なお、コンテンツを販売して収益を上げるには有料のVimeo Proへの登録が必要になります。
2:他のチケット販売サービスを紹介
vimeoのことを大まかに把握できたところで、続いては他の電子チケット販売サービスを見てみましょう。
2-1:イープラスチケット
1999年から展開する国内最大手のチケット販売サイトの一つです。
公式ホームページによると会員数は1000万人を超えるので、多くの人に開催のイベントなどを訴求することができます。
販売されているチケットもライブから、各種イベント、スポーツや映画祭、花火大会など多岐にわたります。
ユーザー目線で見ると、決済方法として銀行振込やクレジットカードなどに加えて大手のコンビニで決済が出来るということも嬉しいところですね。
販売手数料に関しては、1公演ごとの公演登録料とチケット販売手数料としてチケット料金の8%がかかります。
2-2:peatix
2011年からスタートした電子チケットの販売サービスです。
webブラウザやアプリからチケットを購入することができます。
peatixのサービス内でイベントのホームページの作成、チケット作成、告知までできることが特徴です。
有料チケットを販売する場合、参加者からのチケット代金は一旦peatixが預かり、イベント終了後、5営業日以内にチケット販売代金から各種手数料を差し引いた金額が主催者に入金になります。
有料チケットを販売した時だけ、決済処理費用として販売実績の4.9%と、売れたチケット1枚につき99円そして、販売代金のお振込時の振込手数料(210円)の合計がかかります。
2-3:teket
イベントのページ作成から、チケット販売まで一貫して作成することができる電子チケット販売サービスです。
teketの特徴は、座席の指定席・自由席を決めることができ、指定席の席決めもWEB上で簡単に行えることです。
またチケットの譲渡や、チケットの割引など細やかな対応が求められるイベントなどに特に強みを発揮します。
手数料販売に対する手数料はチケット売り上げの8%です。つまり差し引いた92%が主催者に入ってきます。
このサービス実は、2020年6月にvimeoと連携を強化しました。
動画をライブ配信して収益を上げたいという方の役に立ちそうですね。
3:vimeoのメリットを紹介
vimeo以外の電子チケット販売サービスを見てきたところで、vimeoのメリットをお伝えしていきます。
3-1:ワンストップで動画作成から販売までを行うことができる
vimeoは元々動画共有のサイトとしてスタートしてきました。
そのため動画の作成と共有をしていく点では専門家と言えるでしょう。
動画の作成やLIVE映像の撮影、それを配信することで収益にしていくことがワンストップでできるので配信側としてはとても便利ですね。
3-2:海外ユーザーが多く世界を狙える
元々vimeoはアメリカ発祥ということもあり、投稿されている映像やユーザーは外国人が圧倒的に多いです。
そのためグローバルに売り出していきたい方や、外国人をターゲットにビジネスを展開していくことにとても向いていそうですね。
3-3:販売手数料が1割、売り上げの9割が収益になる
配信する側としてはやはり嬉しいのがこちらなのではないでしょうか。
販売手数料が代金の1割です。ありがたい価格設定ですよね。
4:おわり
今回はvimeoのメリットを、他の電子チケット販売サービスと比較してお伝えしてきました。
まだまだ進化を続けていくであろうvimeoに今後も注目していきましょう。