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VRアートは普及するのか~VRアートの未来

VRアートは普及するのか~VRアートの未来

VRアートは普及するのか~VRアートの未来

VR(バーチャルリアリティ)を体験されたことはありますでしょうか。

VRとは限りなく現実に近い感覚を体験できる技術ですね。
ゲームのイメージが強いこのVRですが、現在は色々なものに応用されています。

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今年大流行している新型コロナウイルスで世の中のあらゆる場面でのオンライン化が一気に進んだように、VRの分野もこの状況を受けて大きく成長しています。
今回はそんなVRの中でもアートの分野を解説していきたいと思います。

1:VRアートとは

その名の通りVRをアート分野と組み合わせて様々な表現をすることです。
現実ではないものをまるで目の前にあるかのような感覚で体験することができたり、仮想空間を使ってアート作品を作成し、展示することが可能になります。

2:活躍しているアーティストや作品を紹介

ここではVRアーティストやVRの活用の仕方を紹介します。

2-1:せきぐちあいみさん
VRアートの第一人者で、最も有名なアーティストがこちらのせきぐちあいみさんです。

元々3Dペンのアーティストをやっておられた、せきぐちあいみさんは2016年のVR機器が世に出始めたときから制作に取り組むアーティストです。
2017年には世界初のVRアートの個展を開催されました。
開催費用を募ったクラウドファンディングでは目標金額の3倍以上の資金を調達するなど、注目の高さを表しました。
作品は龍や草木そして孔雀など日本的なものが多いのが特徴です。

2-2:各国の美術館がVRを取り入れている
新型コロナウイルスにより人の移動が制限されたり、多くの人が集まることが出来なくなっています。
美術館はじめ芸術関係の分野も大きな打撃を受けている現状です。
そんな中、VRで遠隔から鑑賞することができるサービスを取り入れる美術館も増えてきています。

大きいところではアメリカのスミソニアン美術館や、日本の東京国立美術館、そしてイギリスにある大英博物館もVRを取り入れていることで知られています。

2020年の5月にはまさに新型コロナウイルスが猛威を振るっているなかで、台湾の美術館がVRを使って遠隔から参加できる催しをしたことは話題になりました。
他にも多くの博物館、美術館がVRやインターネットを使った展示に意欲的に取り組んでいます。

2-3:Google Arts&Culture VR
Googleからリリースされているアプリ「Google Arts&Culture VR」があります。
このアプリでは世界中の美術館や博物館から集めた作品を、アプリを通してVR空間内で楽しむことができます。
美術館に行かなくて良いので移動も楽ですし、何より他の鑑賞者がいないのでゆっくりと鑑賞することができます。
また専門家による音声解説機能がついているので、作品をより楽しむこともできますね。

VRアートやVRを通しての絵画の鑑賞は作品を移動させる必要がないので持ち運びがやりやすいです。
また劣化しないのでいつでも見ることができますし、遠隔にいて実際に来場することが難しい方でも見れるのが嬉しいですね。

3:VRアートに必要な機材とは

ではVRアートはどのように作るのでしょうか。
大きくは頭と目につけるゴーグルと、イラストを描くアプリ、そしてそれらをコントロールするパソコンの3つの機材で構成されています。

3-1:ゴーグル
よく知られているゴーグルがHTC VIVE(エイチティーシーヴァイヴ)です。
2016年に初代のVIVEが発売された、VRヘッドマウントディスプレイです。
その後上位機種などの様々なバリエーションが登場しています。

他にも比較的求めやすい価格のOculus(オキュラス)VRも発売されるなどこれから色々な機種が出てきそうですね。

3-2:イラストレーションアプリ
VRアートを描く時に欠かせないアプリはTilt Brush(チルトブラシ)です。

Googleが開発したVRイラストレーションアプリであるこのアプリでは、ペンツールを使って空間上に絵を描いたり、さまざまなエフェクトを空中に散らしたりすることができます。
普通の絵画とは違い、空中にさまざまなペンツールで絵を描いたり、その絵の周りを360度ぐるりと回って見てみたりと平面にはないような制約なしの自由さが面白いですね。

3-3:パソコン
通常のパソコンではグラフィックの処理に時間がかかってしまいます。
そこでおすすめなのがゲーミングPCなどのように処理速度の速いパソコンを購入することです。
特にアートを描く場合、グラフィックボードが良いものを選ぶと良いでしょう。

4:まとめ

今回VRアートについて、アーティストや作品そして作るのに必要な機材などをお話ししてきました。

有名な博物館や美術館が取り入れるなど新しい分野として定着しつつあるのがVRアートですね。
新型コロナウイルスの蔓延で多くの人が集まることがやりにくくなる中、ますます注目されていくのではないでしょうか。
有名な作品やアーティストもどんどん現れてきて盛り上がっていって欲しいです

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