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平成時代とメイクの変遷~メイクはどう変わったか~

平成時代とメイクの変遷~メイクはどう変わったか~

平成時代とメイクの変遷~メイクはどう変わったか~

ファッションや音楽に流行があるように「メイク」も時代とともに流行りが変わっていきます。
さらに、同じ時代であっても最先端の流行というものは目まぐるしく変化していくものです。
そこで今回こちらの記事では、平成時代とメイクの変遷についてを紹介していきます。

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●日本のメイクの歴史

平成のメイクの流行を見る前に日本のメイクの歴史について少しだけご紹介いたします。

日本のメイクの起源は古く、縄文時代からほどこされたいたと言われています。
その頃のメイクは、顔に赤土や紅殻を塗ると行ったもので現代のような美意識としてではなく魔除けの一種として行われていました。

その後の飛鳥・奈良時代に中国や朝鮮からやってきた渡来人から顔を美しく見せるための化粧品や化粧法が伝わりそこから日本の伝統化粧が始まったとされています。
平安時代からは貴族の女性達が白粉や眉墨、口紅などを使うようになり、現代のメイクに少し近づいてきました。
最初は身分の高い女性達のみが行ってたメイクですが、江戸時代には大衆の女性も日常的にメイクをするようになりました。
その後、開国や女性の社会進出などの影響を受けて日本のメイクはどんどん進化していき、様々な化粧品やスキンケア製品、メイク技術が誕生して現在のような形となりました。

●平成のメイクの移り変わり

それでは、いよいよ平成時代のメイクの変遷を紹介していきます。

・80年代後半のメイク
平成の初期は、レッドやローズピンクなどのビビッドカラーのリップや、強調された太めの濃い眉、パープルやピンク系のアイシャドウなど派手なメイクが大流行しました。
それと同時にボディコンや柄物のファッション、ワンレンやソバージュなどヘアスタイルも流行し「バブリー」と呼ばれるスタイルがこの頃に確立されました。
この時代はバブルの絶頂で女性達の高級志向が高まったことからゴージャスさと女性らしさが強調されたメイクが流行ったと言われています。

・90年代前半のメイク
バブルが崩壊した90年代の初頭は、スーパーモデルブームが到来して小顔や茶髪、細眉などのスタイルが流行しました。
メイクもそれにともなってパール系の光沢感のあるアイシャドウや、落ち着いたベージュ系のリップなどクールで近未来的なものがトレンドとなりました。
さらに、ルーズソックスブームがきっかけとなり、厚底ブーツや超ミニスカートなどのギャル文化もこの頃に誕生しました。

・90年代後半のメイク
90年後半にはギャル文化がさらに発展してコギャル系、裏原系、エレガント系など様々な系統のファッションが生まれました。
メイクもファッションに合わせて色んな系統のものがありましたが、その中でも特に流行したのは「ヤマンバメイク」です。
この時代は小麦色に日焼けしたガングロがブームとなり、それに合わせたヤマンバメイクが若者を中心に人気となりました。
濃い色合いのファンデーションや、黒い肌の色に映えるような白いアイシャドウ、目元を強調するようなつけまつ毛などこれまでにない奇抜なメイクが誕生しました。

・2000年代のメイク
2000年代はガングロブームからうって変わり、浜崎あゆみや安室奈美恵などの女性アーティストの影響からキレイめお姉系ファッションとメイクが流行しました。
美肌を強調するようなフェイスパウダーや、ツヤ感のあるリップグロスなどが好まれる傾向になりました。
さらに、それと同時に美容ブームも到来し、エクステやまつ毛パーマ、カラコン、ジェルネイルなどといったメイクだけでない新たな美容アイテムが取り入れられるようになりました。

2000年代後半頃からは、モテを意識した「盛りメイク」が流行しました。
ベースメイクにはブラウンやピンクベージュなどの自然な色合いを使いつつも、マスカラの重ね付けやつけまつ毛で目をぱっちり大きく見せたり、口紅にグロスを重ね付けしてうるツヤ感を演出するなどメイク技術が使われるようになりました。このようにナチュラルながらも要所要所で盛るメイクが人気を集めました。

・2010年代のメイク
2010年代は、ゆるふわ癒し系や大人可愛いなどのファッションがトレンド入りしました。
それにともなってメイクもよりナチュラルなスタイルのものが流行るようになりました。
下まぶたにハイライトを効かせた「涙袋メイク」や、頬の少し高めな場所にチークを入れる「湯上がりメイク」など自然な雰囲気を残しつつもしっかりとした可愛らしさをアピールするようなメイク技術が生み出されました。

●まとめ

以上、平成時代とメイクの変遷についてをご紹介いたしました。

平成の時代も幕を閉じ現在は2020年代令和時代に入りました。
時代によって流行はありますが、時を追うごとに日本のみならず世界ではカテゴリーにとらわれず様々なファッションを楽しむ人が増えてきています。
これからの令和の時代にどのようなメイクが誕生するか楽しみですね!

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