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ギターボーカルが難しい理由とは?

ギターボーカルが難しい理由とは?

ギターボーカルが難しい理由とは?

BUMP OF CHICKENの藤原基央、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文、スピッツの草野マサムネ、Mr.Childrenの桜井 和寿など、日本の音楽シーンでギターボーカルはとても華やかな地位です。

単純に「ギターを弾きながら歌える」訳ですから、いきなり一人で歌う事も可能です。カッコイイですよね。

 

でも、意外と成功しているギターボーカリストは多くはありません。
それは何故か?
答えは単純、難しいからです。

できたらカッコ良くてモテそうだけど、やってみたらめちゃくちゃ難しい。

今回は、そんなギターボーカルの秘密をご紹介します。

 

1:体力・技術面

 

「なんだか気持ち良さそうにギター弾きながら歌っているし、自分で演奏しながら歌っているから簡単そう」

 

そんな風に甘く考えたら痛い目を見ますよ!
まずは「体力・技術面」について解説します。

 

1-1:ボーカルとギターのW重労働

 

皆さん、カラオケで一曲歌うのにどれくらいのカロリーを消費するか知っていますか?
もちろん曲種にもよりますが、カラオケだと一曲で平均15㎉と言われています。
ギターボーカルは一曲で30㎉くらい消費します。
一曲だいたい5分として2時間演奏したら20曲は演奏できると思います。つまり2時間で600㎉。

 

ガチの10kmマラソンと同じくらいの消費量です。
練習の時はもっと頑張る事もあるでしょうし、ライブで人前に出て歌うとなれば、その消費量はハネ上がるでしょう。

 

今、ギターボーカルを始めてみようかなと思っているそこのあなた。
軽いノリで10kmマラソンできますか?
最低限それくらいの体力が無いと、ギターボーカルはできませんよ!

 

1-2:リズムを取りにくい

 

「上手く歌う技術」と「上手くギターを弾く技術」の両方を持っていたとしても、それを同時に行うのは全くの別モノになります。
必須となるのがリズム感です。

 

ボーカルとギター、どちらにつられてもアウトです。
ギターにつられてリズムの狂ったボーカルなんて聴いていられません。
それぞれ独立してリズムが取れるよう、徹底的な練習が必要になります。

 

1-3:歌詞を覚えるのが大変

 

正直、ボーカル専業でやっていれば、歌詞が覚えられなくても、そっとカンペを持ち、手や腕に書くなど、いくらでも方法はあります。
ギターボーカルはそうはいきません。

 

だってギターを弾いていますから、カンペを見る暇なんてありません。
それどころか、ギターのコードも頭に入れておく必要があるので、むしろ歌詞が飛んでしまうリスクが上がります。
1つの曲を覚えることが、なかなかの重労働になりますね。

 

2:環境・精神面

 

体力面や技術面で大変なのはお分かりいただけたかと思います。
それでも何とか体力付けて、頑張って練習してリズム取れるようになって、カンペ使わないように歌詞も覚えたとします。

 

続いての壁は環境・精神面。2つの仕事を一人でする大変さを考えていきましょう。

 

2-1:基材のセッティングが大変

 

練習の時もライブの時も、当然機材のセッティングは必要で、それは自分でしなければいけません。

ボーカルとギターをやるのですから、2人分の基材セットが必要になります。

 

ただでさえ曲が始まったら重労働なのに、始まる前から重労働なのです。
当然、片付けも大変ですよね。
いつもセッティングと片付けをベースに手伝ってもらう羽目になるでしょう。

 

2-2:責任が大きい

 

一般的にバンドはボーカル・ギター・ベース・ドラムの最低4人。ギターが2人居たとして5人でしょうか。
1人あたりの責任は5分の1とか4分の1とかですね。

 

だけどギターボーカルは2人分の責任です。
もしメインギターオンリーなら2分の1(4分の2)

サブギターでも5分の2です。

 

当然ですが、ギターボーカルがちょっとミスしたら、その曲は終了。
かなりのプレッシャーを受けながらの重労働になるでしょう。

 

2-3:意外とモテない

 

これはちょっとしたオマケですが、バンド経験者の声を聞いてみると、ギターボーカルは以外とモテないようです。

 

もちろん人によるとは思いますが、上に記したように、ギターボーカルは重労働です。
2人分の準備と片付けと演奏をしながら、人によっては曲を作ったりもします。
曲に対しての責任は重大で、曲と向き合うのに必死で遊ぶ暇が無いのかもしれません。

 

3:まとめ

 

ギターボーカルをやるなら、それなりの覚悟が必要です。
バンド責任の大半を背負い、重労働で遊ぶ暇もない。
そんなバンド生活になるかもしれない覚悟を持って、ギターボーカルに挑戦してみてください。

 

バンドをやっていて、メンバーが足りず、このまま行くと無理やりギターボーカルをしなければいけなかったとしたら。

 

そんな時は足りないメンバーを、プロのパフォーマー集団から派遣してもらうのも良いかもしれませんよ。

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