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ファッションのお決まりとは?3色コーデは絶対?

ファッションのお決まりとは?3色コーデは絶対?

子供のころからファッションに興味があった人はともかく、ある程度大人になってから服に気をつけるようになった場合、何を着ればいいのか普通人は迷います。

学校のテストなら、正解があり、それと同じ答えを答案用紙に書けばマルですが、ファッションの場合は添削をしてくれる先生がいません。

ファッションに「正解」があるとすれば、まず正解を設定する必要があります。
結婚式ならば、「関係者・両親に見られても恥ずかしくない」服であることが目的になりますが、「結婚式で、笑われても良い」のなら正解はなくなります。

そして、ファッションに疎い方でも聞いたことがあるでしょうが、3色コーデなる原則があります。
3色コーデがなぜ言われるのか。その意義とともに、今回はファッションについて解説していきます。

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なぜ3色コーデなのか

「1色コーデ」なる言葉はありませんが、上下を同じ色で揃えている方は大勢らっしゃいます。また、「2色コーデ」は一般人の普段着です。

3色コーデとは、「来ている服を3色で揃える」ではなくて、「着ている服の服の色系統を3色までに抑える」ことを意味しています。

なぜそんなことを言われだしたのか。

定説はありませんが、1~2色だと「オシャレ」を演出しにくく、なおかつ「4色以上」だと悪目立ちしすぎます。

一般の方は服装にそれほど気を使いません。
そして、普通にある服の大半は1色で、上着+シャツ+ズボンだと、ほとんどが2色におさまり、ときおり3色になります。

そんな中で、4色以上の色使いをしてしまうと、必然的に目立つことになります。目立ってはならないとは言いませんが、そこに「無作為」を見いだされると、だらしない人だと思われるでしょう。

創造してほしいのですが、ジーンズに赤いシャツと、緑色のジャンパーを着て、白色のニューエラの帽子をかぶっている人がいたとします。ひときわ群衆から目立つでしょう。

普通の「オシャレ」の範疇に収まる、たとえば「サルエルパンツ」ですら毛嫌いする方が多くいらっしゃるのですから、どうしてもそうなります。

ファッションに「無作為」を見いだされると、それが「だらしなさ」「不潔感」に繋がります。
多色コーデであってもパリッとした、体に密着するものだとそれほど問題はないのですが、ゆったりとした服でなおかつ多色だと、言い方は悪いですが路上生活者の雰囲気がどうしても出てしまいます。

無難とおしゃれ

ボロボロの服や、よほどサイズに無理がある服を着ていない限り、ファッションでとやかく言われることはありません。
インターネットで馬鹿にされがちな「ジーンズ+ネルシャツ」にしたって、袖があまっていなかったりしなければ、友人にとやかく言われることもないでしょう。

しかし、ジーンズとネルシャツの組み合わせがコモンすぎることは間違いなく、結果的に「無難」と見なされてしまいます。

ファッションと「おしゃれ」とは、コムデギャルソンのパリコレファッションショーのようなものを除けば、「無難」と「奇抜」の中間にあります。

かつて、ブーツは軍の靴でした。しかし、それがいつしか女性の靴として履かれるようになります。
製造技術(量産技術)はともかく、たとえば1950年代の日本で、ブーツが女性の間で流行ることはありえなかったでしょう。

ファッションの「無難」も「オシャレ」も「奇抜」も時代に大きな影響を受けています。もしかすると、未来では「3色コーデ」が無難すぎると見なされるようになっているかも知れません。

3色コーデのコツ

では、3色コーデのコツをご紹介します。

トーンを揃える

同じ赤色でも。暖色のものと、ビビットなものに別れます。同系統のものは同系統で揃えましょう。

誰かの部屋を想像してもらえると分かりますが、タンスが和風で、机は洋風、ランプが備え付けられていて、壁に東南アジア風の小物が飾られていたとします。

このような状態で、「オシャレ」と見なされることは難しいですよね。
同じことがファッションでも言えます。

基本は2色+1色

3色が1:1:1になるようにではなく、6:3:1くらいの割合で色を揃えると、まず間違いがありません。
できればモノトーンが望ましいです。

和柄やAfflictionのような派手で綺羅びやかな服がダメだとは言いませんが、この系統の服は「オシャレ」以前に人を威嚇する効果が高く、あまり推奨できません。

モノトーンならば、一部のショッキングピンクなどの色を除き、おかしくなることはありません。派手な色であっても、2色ならば街に溶け込めて、なおかつそこにアクセントとして小物で違い系統の色を加えてば、簡単にオシャレを演出できます。

オシャレと希少性

ハイブランドの多くは、コピー品の出回りを規制します。グッチなどの伝統的なハイブランドにしろ、ステューシーのようなストリートファッションであっても同じことです。

どんな綺羅びやかな衣装でも、皆がきるようになってしまえば「ステータス」としての位置を失います。ステータスであり続けるためには、「皆に知られていて、皆に欲しがられ、なおかつ流通しきっていない」状態を保つ必要があります。

馬鹿にされがちな「全身ハイブランド」ですが、派手すぎるものが悪目立ちするだけで、大人しめのものならそのままオシャレになります。モノトーンであっても、ハイブランドは質感がよく、人の姿をよく見せる効果があります。

まとめ

ファッションに原則があるとすれば、「その場に相応しい格好をすること」です。とにかく目立ちたいのなら、3色コーデの原則は無視して構いません。

しかし「個性を過剰にアピールしたがる人だ」と思われることなく、「オシャレな人」と認識されるためのメソッドとして、3色コーデ(より正確には、2色+1色アクセントコーデ)は絶大な力を発揮します。

是非、今後の装いに役立ててみてください。

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