ピエロは英語でクラウン?でもピエロ=クラウンではなかった…!
突然ですが、みなさまピエロは英語でClown(クラウン)だと習いませんでしたか?
私もその中の一人です。
確かに英語ではピエロ=Clown(クラウン)のようなのですが、本来はピエロとクラウンは全く別ものだそうです。
本日はピエロとクラウンの違いについてご説明しようと思います。
日本でいうピエロという存在について
日本にも歌舞伎には道外方/道化方という役があり、古くからピエロのような人を楽しませるキャラクターの存在はありました。
今、日本でなじみのあるピエロの風貌は白塗りの顔に真っ赤な鼻がついたものだと思うのですが、
このピエロは大正時代にフランスから日本に入ってきたそうです。
なので実はピエロ(Pierrot)という言葉は”フランス語”だったのです。
ではそうなるとアメリカのクラウンとフランスのピエロの違いはどういったところなのかを
次で説明します。
クラウンとピエロの違い
クラウン
アメリカでのクラウンの位置づけはパーティやイベントなどに呼ばれる楽しませ役です。
クラウンとは「バカ、愚か者」という意味を持ち、様々な芸や観客をいじったりして笑いを起こします。
ちなみに英語ではClownだけでなく”Jester”という言葉もあるようなのですが、こちらは古い言い回しのようであまり会話では使わないようです。
ピエロ
ピエロは実はクラウンの中の数あるキャラクターの中の一つだと言われています。
日本でなじみのあるピエロは面白いことをやって笑いを取るキャラクターという認識ですが、実はその認識は全く異なり、厳密に言うと「笑いを取る存在」なのではなく「笑われている存在」だそうです。
おバカなふりやおっちょこちょいな動きし、おどけて見せることがピエロの”芸”なのです。
ピエロとクラウンの顔は一見そっくりに見えますが、実は違いは見た目にもあり、ピエロの顔には涙が描かれています。
その涙の意味は、笑わせているわけではなく笑われているということに対して涙を流していると言われています。(諸説あり)
日本ではピエロという言葉が浸透しているので、クラウンもピエロも総称してピエロと呼ばれているようです。
ここ最近は映画の影響等でピエロは怖いイメージもありますが、それでもやはりピエロはイベントでも大人気のキャラクターです。
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