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プロの「ダンサー」とは何か?…ダンスで生計を立てるようになるまで

プロの「ダンサー」とは何か?…ダンスで生計を立てるようになるまで

プロのダンサー

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プロの「ダンサー」とは何か?…ダンスで生計を立てるようになるまで

●ダンサーもれっきとした職業、プロダンサーとは何か?
踊りというものは遥か昔から存在している文化です。
ある時は酒の場の娯楽に、ある時は儀式などの神聖な行事として、ある時は技術を披露するためのパフォーマンスとして。
歌同様ダンスは人類の文化として誇るべきものでしょう。

そして歌でお金を稼ぐプロの歌手同様、ダンスでお金を稼ぐプロのダンサーというものも存在しています。
プロダンサーと一言にまとめてもジャンルによってダンスの種類も変わってきます。
例えばクラシック音楽のダンサーとして求められるのは曲にあった優雅なダンスです。
そして逆にクラブなどでは楽しませるためのエンターテインメント性に富んだダンスが求められます。

歌手も演歌歌手やオペラ歌手などのジャンルで分かれているように、プロダンサーもジャンルで踊れるダンスが違うのです。

●ダンサーの種類

ダンサーにもいくつか種類があります。
あくまで種類があるだけで、特定のジャンル専門のプロダンサーよりも、幅広く対応したプロダンサーの方が多いため、ダンスで生計を立てたいというのであれば幅広く踊れるようになったほうが良いでしょう。

1つ目は「ストリートダンサー」です。
ストリートダンサーとは、文字通りストリートダンスを主としているダンサーです。
ストリート系ダンスはパフォーマンス重視な事が多く、またダンスに使用する曲もノリが良いものや、あるいは流行りに合わせた曲が多いため、なによりも「とっつきやすい」というのが特徴です。
またストリートの名の通り、舞台で踊るわけではないため敷居が低く、またイベントなどで気軽に参加できます。

パフォーマンス重視の場合、ダンスの内容も難易度が高かったりアクロバティックだからこそ危険性もあったりと、決して簡単だとは言えません。

■アポロシアターでのパフォーマンス経歴を持つダンサーpico

2つ目は「ショーダンサー」です。
こちらもパフォーマンス重視ではありますが、ストリートダンスよりもショーやミュージカルでダンスを行うため、よりパフォーマンスの質を求められると言えるでしょう。
ショー的なアクロバティックでユニークなダンスや、ミュージカルの音楽に合わせたストーリー性のあるダンスなど、より高度な技術を求められるダンサーであると言えます。

3つ目は「社交ダンサー」です。
いわゆる社交ダンスを専門とする人、社交ダンスというのは前述したクラシックダンスのような優雅さも求められますが、何よりも「競技ダンス」としての色合いが強く、基本的には大会などで稼いでいます。

こちらは前者2つとは違う技術が求められます。
そして、大会だけで生計を立てるのは難しいため、「ダンスだけで生計を立てる」ということを目的にしている方には向いていません。

そして4つ目は「民族舞踊専門のダンサー」です。
こちらはフラメンコやフラダンスなどの、民族舞踊を専門としているダンサーです。
民族舞踊はどれも独特な踊り方が求められるため、これまた他のダンスとは異なる独特の技術を求められます。

他にもダンスの講師などもダンサーの仕事の1つと言えるでしょう。
こちらは単純にダンサーとして生計を立てるのが難しい人や、あるいは現役のダンサーとして活動するのは難しくなった人などが行います。

●ダンサーになる事自体は簡単

さて、プロのダンサーとは何かというのを簡単に説明した所で、プロのダンサーになるにはどうすれば良いのか?というのを解説していきましょう。
実はプロのダンサーというものは、言ってしまえば「誰にもなれる」職業ではあります。
理由としては下記のものが挙げられます。

・「基本的に仕事は単発である」
ダンサーのお仕事は基本的に単発であり、「雇われて踊り続ける」というようなダンサーはあまりいません。
そのため、ダンサーとして仕事をすることさえできるのであれば特別な技術が無くともプロのダンサーとして活動できるのです。

・「資格や事務所が不要である」
歌手のように特定の事務所に所属したりする必要が無く、また特別な資格が必要というわけでも無い、完全に実力主義な世界であるというのが誰にでもチャンスがあり、誰でも生計を立てられるわけじゃない厳しい世界であるという事を示しています。
事務所に所属していれば、少なくとも事務所は商品として売り込もうとしてくれますが、所属しないということは自分で売り込まなければなりません。

つまり自分の面倒は自分で見ることができなければそもそも仕事が見つからないということです。

●ダンサーとしての技術は教わって身につけることができる

ダンサーは特別な技術が無くてもプロを名乗ることができます。
しかしダンサーとして活躍するにはライバルに負けない技術を身に着けなければなりません。
ダンサー業界というのは、自分を売り込み仕事を勝ち取るという実力勝負です。
見た目が良いから売れる、なんて簡単な世界ではありません。

だからこそ、ダンサー育成学校といったプロのダンサーから技術を教わる場で技術を身につけることが大切です。
それこそ完全独学で人気のプロダンサーになれるのなんて余程の才能と強運に恵まれた人くらいです。
ダンサーとして成功したいのであれば、プロのダンサーに厳しく技術と知識を教わる事は必要不可欠であると考えましょう。

●まとめ

以上、プロのダンサーについて解説しました。
プロのダンサーははっきりいって厳しい世界だと言えます。
歌手もバンドも、アーティストというものは基本的に実力主義、才能が無ければ人を惹き付ける事ができないのです。
それでも、と目指す以上は厳しい茨の道であるということを覚悟しましょう。

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