ベリーダンスって何？　どこで見れるの│パフォーマーお役立ちブログ

1. ●ベリーダンスとは？
2. ●ベリーダンスはどこで見れる？
3. ●まとめ

■ベリーダンスって何？　どこで見れるの

ベリーダンスという言葉は聞いたことはあるけれども、実際にベリーダンスとはどんなものなのか知っているという方はあまりいないのでかないでしょうか？

そこで今回こちらの記事では、

「ベリーダンスとは何なのか」
「どこに行けば見れるのか」
などベリーダンスの魅力について紹介していきたいと思います！

●ベリーダンスとは？

まず一番はじめにベリーダンスとはどのようなものなのか紹介していきます。

ベリーダンスとは、中東やアラブ文化圏で発展したダンススタイルの総称のことを指します。
腰・お腹・胸・肩・首などといった身体の各部分を個々に動かす動きが特徴的なダンスとなります。
ベリーダンスには大きく分けて
エジプト様式の「エジプシャンスタイル」と
トルコ様式の「ターキッシュスタイル」の
2種類があります。

エジプシャンスタイルは、手先からつま先まで細かい動きで表現するのが特徴で優雅で情感のあるのが特徴で、ソロで踊るのが基本となっています。
踊る音楽にはダラブッカやレクといった打楽器を主として演奏されているものが多く、リズムとダンサーの動きが呼応するものが多くあります。

ターキッシュスタイルは、動きが大きくダイナミックなのが特徴です。
また、膝をついたり、寝転がったりするフロアーダンスの要素も取り入れられています。
踊る音楽にはバイオリンやクラリネットなど高音域の楽器が多く使用されており、ジプシー音楽独特の8分の9拍子のリズムの楽曲が多く踊られています。

・ベリーダンスの起源と歴史
ベリーダンスは、イスラム時代よりも前のエジプトから世界最古の踊りとして伝承されたと言われています。
諸説ありますがベリーダンスは、女神崇拝の儀式として巫女が踊ったのが起源だと言われています。
そこから豊穣を祝うための踊りとして一般のアラブ女性たちに受け継がれていったそうです。

そして、現在のベリーダンスのショースタイルを確立させたのは、移動民族のジプシーたちだと言われています。
ジプシーたちが旅をしてその土地の踊りを取り入れていき、ストリートパフォーマンスとして生業にしていたという歴史から現在のベリーダンスのスタイルへと変化していったそうです。

現在でもアラブ諸国ではベリーダンスはポピュラーな踊りとして親しまれており、アラブのほとんどの女性は幼少の頃から自然にベリーダンスを踊ることができます。
また、結婚式などのお祝い事の場でもプロのベリーダンサーを招いてショーを行うこともあるそうです。

さらに本場の国々だけでなく、アメリカではジャズやヒップホップなどの動きを融合させた「トライバルフュージョン」というベリーダンスのスタイルも確立されています。

・ベリーダンスの衣装
ベリーダンスの特徴として挙げられるのは妖艶な動きと華やかで独特なその衣装です。

ベリーダンスの衣装には、光沢感のあるベルベットやサテンなどや透け感のシフォンといった素材がベースとなっていてそこにスパンコールやビーズなどの飾りをふんだんに付けられています。
このように衣装に飾りが付けられているのはジプシーたちが盗難防止のために衣装にコインなどといった自分の全財産をアクセサリーとして縫い付けていた名残だと言われています。
また、衣装には腰回りや足などの露出のある大胆な衣装も多く、身体の動きが良く見えたり、踊りに合わせて生地や装飾が動いて演出的にも美しく見えるのも魅力です。

●ベリーダンスはどこで見れる？

ベリーダンスのショーが盛んなのは、やはり起源となったエジプトやトルコになります。
また、モロッコやドバイ、ギリシャ、レバノンなどといった中東の国々でもベリーダンスは多く踊られています。
特に本場では一流のホテルやクラブなどで数十人のダンサーとオーケストラで編成された豪華なショーが毎晩のように開催されています。

もちろん、ベリーダンスの本場の国々だけでなく日本でもベリーダンスのショーは見ることができます。
あまり知られていませんが、レストランのディナータイムなどにベリーダンスのショーを定期的に開催しているというというお店は実は意外とあるんです。
特にトルコ料理やエジプト料理などといったベリーダンスに縁のある国の専門料理店で開催されていることが多いので、気になる方は近くにあるお店を調べてみてはいかがでしょうか？

また、ベリーダンスは、ダイエットや代謝アップなど美容に効果的で習い事としても密かに人気を集めています。
ベリーダンスのレッスンをしている教室もたくさんあるので、その教室の発表会やイベントなどを見に行くのもベリーダンスを見る一つの手段です。
実際にダンスを見て踊ってみたくなったら習ってみるのも楽しいかもしれませんね。